読んでました?

  • create 2024/6/20 
  • update 3か月前

北伐の作画担当、菊馳さしみさんが装画を描かせていただいている、曹操社様の『曹操卑劣なる聖人 第六巻』を読んでおりますと、

曹操が、兵法書『孫子』に注釈をつけた『魏武注孫子』のくだりが出てきます。

ざっくりいうと、「敵を傷つけずに、降伏させるのが上策、敵を打ち破って勝つのは次策」とする孫子に注釈をうった曹操は「都を落として全面降伏させるが上策で、武を使って力ずくは次策」というのです。

これは袁紹亡き後の鄴攻め付近のページに出てきます。勢力の国力差などもありますので一概に戦の一戦をして、なかなか良し悪しは語れないとは思いますが、あの曹操ですら一撃で相手を終わらせることを上策しながら、うまくいかなかった(逆に危うくやられそうになった)ものを、考えてみれば、やり遂げた人がいましたね!

そうです。蜀を落とした鄧艾ですよ!
(いやいや結構、力ずくだっただろうとも思いますが、ここは結果オーライってことで)
曹操が存命であればニンマリしていたでしょうか。

ひょっとして・・・

鄧艾さん、読んでました?魏武注孫子。
読みましたよね?

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